才能がないなら笑えばいい

ケツメイシの「逆転の発魂」って曲が好き。この曲によって着想したことを書く。

 

 

KETSUNOPOLIS 9

KETSUNOPOLIS 9

 

 

材料がないなら作ればいい 才能がないなら笑えばいい 感情がないなら歌えばいい

なんていうかすごくありふれたポジティブ論で、ないものねだりせず前を向こう!みたいな曲なんだけど、それ自体僕の好みだし幾ら飽和状態だとしても違う言葉選びができたり、それでも尚歌うことが出来るって凄いことだと思う。

でも、「才能がないなら笑えばいい」って言葉だけ自分の中で消化出来なかった。こんな思考回路もあるのか、って感心したんだけど、よく考えればただバカなんじゃないか?って考えてしまった。

バカってヘラヘラ笑ってる感じなんだよなあ。才能がないならとりあえず嘆くよりも笑えって意味かな。それなら合理的かな。ポジティブ論なんだからきっとそうだよね!開き直ってバカになれ!ってことじゃないよね!きっと!

落ちるまで落ちたら上昇だ あとは上がるだけの状況さ 

僕も自分の歴史の中でドン底な頃があって、そんなとき、底辺になったらあとは上を見るだけ、って上昇志向になったんだけど、上には上があって際限がないように下にも下があって底辺なんてないんだよね。泥沼だった、落ちれば落ちるほど底辺が更に下に見えるの。

上がろうと、もがいても全然実感なかったり結果が変わらなかったりするとき、効果は後になって現れるから、とポジティブになるけど、案外更に下に下にいってるかもしれない。

落ちるとこまで落ちちゃえ。そこからは何もかも上向きになるなんてウソだ。景色は変わらず実感はないけどズブズブと音を立てて沈んでる。立て直せるなら早く立て直したほうがいいとおもう。

 

長い物に巻かれそうになったって 弱い者に袖を掴まれたって やれんだろ おい

本当にこれ。相手がどんなんでもやろうと思えばやれるよ。ベストは尽くせなくてもとりあえず行動はできる。ぼくみたいな出来ないくせに完璧主義なところがある人は自分の行動範囲に障壁があるとやる気がなくなったり言い訳したりしちゃうんだけど、それじゃダメなんだよね、とりあえず行動しなきゃいけない。

ハードルを下げるっていう才能もある気がする。現実を見据える力。社会人に必要な力だろうし獲得したいな、頑張ろう。

アンチみたいな反論交えてるけどこの曲に元気と活力もらってる。頑張ろうって思える。ケツメイシっていいアーティストだよね。聴いてみる価値あります。おしまい