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購入した漫画@1/23

 漫画収集が好きなので、漫画をしょっちゅう買う。基本的には自分の時代より前の古漫画が好きなので、新古書店に行くことが多い。最近の自分の好みの傾向とともに紹介できればと思う。

 

 

図書館の主 1 (芳文社コミックス)

「図書館の主」篠原ウミハル 1-4巻

以前紹介した、児童書を扱う司書を中心とした私立図書館が舞台の漫画。

訪れる人がどのような本を求めているか、曖昧な記憶の読んだ本をピタリと当てることができるレファレンスは超能力のように錯覚するがごとく膨大な知識量によるものでとても面白い。

話の本軸が本の紹介ではなく、本の内容が一話完結の各回のキーとなっている感じが好き。紹介するだけのビブリオバトルみたいなものとはまた違う興味のそそられ方がするあたり上手く読者を読書に引き込ませられていることに感心します。

 

金魚屋古書店出納帳 上 IKKI COMICS金魚屋古書店(1) (IKKI COMIX)

金魚屋古書店出納帳芳崎せいむ 上下巻

金魚屋古書店芳崎せいむ 1-10巻

金魚屋古書店という名前の架空の「伝説の古漫画書店」を舞台に漫画好きが集い、ストーリーが展開される。主に漫画の思い出が主軸であり、登場人物は専ら中年。作中に出てくる漫画も手塚治虫世代の一昔前の漫画が多い。

漫画について詳しく知っているつもりだったがこの漫画を読むと浅はかであることが再確認させられる上、登場人物が皆楽しそうに漫画を読んでいるところが好きだ。

作中に出てくる漫画の内容を知っていればさらに面白く読める漫画であり、文中の文字数も多いため、アクション漫画が好きな流し読み派にはちょっと肌に合わないかもしれない。

出納帳が最初で、金魚屋古書店は続編。どちらも連載誌が休刊になってしまってやむを得ず終了してしまった作品。

図書館の主を読んで、似たジャンルの読書啓発のような漫画がほしくなってこれを見つけた、という経緯。

 

スプリガン (1) (少年サンデーコミックススペシャル)

「SPRIGGAN-スプリガン-」 原作 たかしげ宙 漫画 皆川亮二 1-11巻

スプリガンという古代遺跡のオーパーツ(場違いな加工品という意の古代におけるありえない科学力を持った出土品)を悪の手から守る組織のS級工作員である「御神苗優」がオーパーツを発見して封印するために裏組織と闘う漫画。

ざっくり言うと、こんな感じなのだけど、それぞれ詳しく神話などをモデルにしていて数話完結方式を取っているため、読んでもらわないといまいちぴんと来ないかもしれない。

主人公が高校生であるのに第一線で活躍していたり、オーパーツという現代以上の科学力が存在したり、と厨二病設定満載だが、90年代の作品としては名作に近いと思う。

進撃の巨人の作者などは大いに影響受けたらしく、今のアクション漫画家たちの根底に通ずるものがあるはず。

 

羊の木(1) (イブニングKC)

「羊の木」原作 山上たつひこ 作画 いがらしみきお 1-2巻

「ガキデカ」などでお馴染みの山上たつひこが構想を練った時点で自分の作風よりも誰かほかの漫画家に書いてもらった方がしっくりくるということで「ぼのぼの」のいがらしみきおに委託したという経緯であるから、この2大ネームが共演しているというわけ。

ある町が元服役囚を11人受け入れることを始めたことが事の始まり。11人は自らが犯罪者であることを名乗ってはいけないし、互いに受刑者だったことも知らされていない。知っているのは市長とその周辺の人間のみ。

絶対に差別してはいけないとわかっていても、ところどころの言動に異常に反応してしまったりビビってしまったりする市長とその周辺の人間の行動が実にリアルというか、たぶん自分たちもこんな感じになってしまうんだろうなっていうものがある。

起こりそうで起こらない感じがたまらない漫画です。犯罪者への差別なんかを念頭に読んでもらいたい漫画。

 

さよならタマちゃん (イブニングKC)

さよならタマちゃん」 武田一義

睾丸癌を患った若き漫画家アシスタントの闘病記。

ガンという病気に対する一般人だったころの自分も描いていて、ガンによって変わる人間関係だったり、死に対する考え方だったり、読んでいていろいろと考えさせられる良作。

ガンになりたくない、と心から思ってしまうが、なってしまうときはなってしまうのだろう、逃げようがないなとも思う。作中で作者が「なんで俺!?」ってことを何度も思った。って描いているのだけど、きっとぼくもそうなるんだと思う。ガンと無縁だと勝手に思い込んでいた人にとって身をつまされる漫画。

奥さんすごくいい人で、かわいいデフォルメされてるのがツボ。

 

デッドマン・ワンダーランド(1) (角川コミックス・エース)

「デッドマン・ワンダーランド」 片岡人生 近藤一馬  1-6巻

「罪の枝」という自らの血を武器として扱える特殊能力を持った人たちの話。

「囚人リク」要素強いかもしれない。監獄サバイバルアクション。

ヒロインのシロは「荒川アンダーザブリッジ」のあの人に近いイメージ。

超能力系が好きなのでとりあえず面白い。13巻で完結したので、そのうち全部そろえるはず。

 

記事は以上。さよならタマちゃんはおすすめなのでまず読んでもらいたい。(おしまい)