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自由な生き方を考える

やりたいことが多すぎる。選択の自由なんて嘘だ。

 小さいころあなたが夢見ていた職業ってなんだったか覚えてますか。ぼくはたこ焼きが大好きで、「たこ焼き屋」という夢を小学校の卒業文集で書いて今では立派な黒歴史。皆が医者や弁護士、先生と花形の職業を書いている中でのたこ焼き屋は異質すぎて恥ずかしいのですが、今でも縁さえあればたこ焼き屋やりたいです。

しかしながら、今の日本ではそう簡単にはいかない。一度勤めた会社を辞めようものなら履歴書に汚点がつくという風潮。たくさんの職業の中から身分関係なしに選択できる自由があるという幸せな時代に思われるかもしれないが、その選択の機会は1度に等しい。二回目以降の選択の自由なんてない。社会からの風当たりが強すぎる

会社を辞めるやつ=逃げ癖がつく、すぐ投げ出す。

などと等式が組みあがり、ダメ人間の烙印を押されてしまう。そんな世の中に何の面白みがあるというのか。僕は今でもたこ焼き屋ないし整体師ないしペットトリマーないしいろいろな職を経験したいと思っている。それを体現するにはバイトやフリーターなどの世間からは厳しい目で見られる立場でいなければならない。ある程度自由に動くことができる立場のある人間っていうのはもうそこまでアクティブに動ける年齢じゃなかったり、よほどの才覚がなければいけない。ただ当たり前にどこにでもいるような大衆の一人が人生を謳歌するための職業という感覚がまるでない。1つの職業に満足できる人はごく少数で、満足できなくても続けなければならない環境、いわば後戻りできない環境の人間や派遣労働やフリーターが大半で、現代の社会問題にもなっているといわれるニートやパラサイトシングルだって増加している。

一度新卒採用された会社を辞めれば、一般論として低収入が余儀なくされると考えられている。その世俗に改編はないだろう。とすると、もう低収入を覚悟で謳歌するしかないのだろう。

人生をやりたいようにやる。これがどれほど大変なことか。妥協することが当たり前の社会だ。今、会社を辞めたいけど辞められないで苦悩している人たちに言いたいのは「世間からの目なんて気にせず、自分の考えた道を進め」ということ。

 

あいにく自分の性分にあっているのはどれも高給ではなくて、お金が欲しいなら妥協に妥協を重ねた生き方をしなくてはならない。一種のあきらめでもあるのだけど、「お金がいくらあっても困らないが、少なくても困らない」と思っている。

生活するうえで足りないのは困るけど、少なくては困らないと思う。お金があればあった方がいいに決まってる、なんていう方いますけど、あったらあったで贅沢の質は上がり生活の質も上がり結局、心は貧乏なまま。際限ないから、お金に支配されてしまう。お金がたくさんなくてもブランドものを持ってなくても、毎日が楽しくないなんてことはない。自分の身を置く環境というか、心の持ちようというか、背伸びするよりおかれた場所で咲くことが大事。

100円のチョコと500円のチョコだったら500円のチョコが美味しいのは分かる。何が違うのかもわかる。だけど500円と3000円のチョコって違いが判らないと思う。100円のチョコに比べたら両方おいしいのは分かるけど、そのチョコが500円か3000円かなんてのははっきり分かんないと思う。

ぼくはそういった違いの分かる富裕層ではないから、小さな贅沢で満足なんだろう。ステータスやら云々にこだわる人って貧乏からの反動なのかなって思ってしまうことがある。本当に金持ちな人って貧乏は興味の対象であってステータスやらに固執しないと思う。貧乏からの脱却をした金持ちには尊敬の念を送ってやまないけど、ぼくはそうなりたくないかなって正直思ってしまう。

高学歴で安定した道を進んで官僚になったり、エリートコースを歩むことが幸せなのか。学歴がなくても毎日を楽しく過ごしている人たくさんいるじゃないか。学歴社会に身を置いてしまったがために感覚まで強制されているけど、実際人生を楽しむために学歴って必要ないと思う。僕の目からみたらお金がなくても笑って暮らせる人生の方が楽しそうに思えてしまうし、その日暮らしでも生きていけるんだから贅沢なんてしなくていいやって思ってしまう

幸せの定義は人それぞれだけど、ぼくは社会一般的に羨ましがられる生き方がタイプじゃないんだよね。僕の人生に必要なのは本くらいだよ。本さえ読めたらぼくはいい。生活必需品はどれも技術や人件費などコストの削減によって贅沢とは言わない部類まで価格競争が下がってきた。今でもなお高級な部類に属すものもあるけど、それはガラパゴス化のような贅沢機能たちで、なくてもいい機能。そう考えると今の世の中は低収入にもやさしく水準の高い暮らしが可能と言える。

誰かと比較するから嫉妬も羨望も生まれる。自分の中で揺らぐことのない価値観を見つけられるといいなあ。おしまい。