アラバキ.15に参加して感じた雑感

アラバキロックフェス.15に出店関係者として参加したことの思い出雑記。

  

アラバキロックフェスっていう日本で一番早い野外フェスが宮城県であって、宮城県民には結構知名度高い野外フェスなんです。全国的にも有名になってきていて、今年はウルフルズとかスピッツとか人気バンドも結構来てたりする。
みちのくエコキャンプというでっかいキャンプ場で開催されて、1泊2日でテント張ることも出来る面白いイベントになっているとおもう。
 
出店関係者ということで開場10時なんだけど5時くらいから入場して設営準備していた。出店するって言ってもやっぱり事前事後の仕事は膨大だし結構割に合わなかったりするところもあるけどそれでも儲けは出ます。チェーンですが営業利益ウチは200万達成しました。
出店関係者だけの時間なのでみんな仲がいいというか暖かいというか、話が弾む。毎年出店しているブース同士になると近況報告したりと何かとアットホームだ。フードコートは会場も広いこともあって、細分化されている。一番大きなステージ裏に配置されているということが利益の大きな要因だったのかもしれない。
 
空気感が凄い
やっぱりフェスは空気がいい。みんな同じ方向を向いているというか、一体感がある。フェスに来てるなあと感じられるこの感覚が素晴らしい。出店関係者ということでタダでステージ見れることにもテンションあがっていたのだけど。
 
ゴミ分別が徹底されていた
目についたのはゴミの分別がしっかりしていたこと。ゴミステーションがしっかりしていた。おかげで環境に配慮してる感は出てたしポイ捨ても少なかったと思う。ステージ付近はどうしても荒れるからゴミが落ちちゃうのは仕方ないけど清掃もしっかりしていた。無料ボランティアも多く配置していたし、それも多分に効果を発揮していたんじゃないかな。
 
流し台の使い方が悪い
流し台のゴミがたまるところの清掃をしっかりしない後片付けをしない大人がたくさんいた。排水溝のゴミの溜まり方は酷いことになっていたと思う。米を捨てる奴の感覚が信じられない。いったいどうなっているんだ。詰まったら詰まったでビニールか何かに詰めて持ち帰れよ!って話なんだよな。
バイトがかなり多くて、そのせいもあったのかな。意識が低い。匿名インターネットで暴論言っている奴と同じ感覚。これっきり関わらないからまぁいいか、みたいな。
 楽天の球場内のブースでも働いたことがあったりするから、凄く痛感させられるんだけど、Koboスタジアム(楽天)とか割と大きな母体の会場でも、責任を取れるような役職の人材はほとんどいない。半数以上がどこぞの馬の骨かもわからないバイト、フリーターだったりするし、よくこの秩序が破られないな・・・、と感心するばかりだ。そういった部分のしわ寄せが一人ひとりのモラルの低下につながっているのだろう。
 
つまり、単純な縮図として、観客がゴミモラルが低いのではなく、出店関係者が一番ゴミモラルが低いことが多い。ゴミステーションのアルバイトが出店関係のアルバイトの尻拭いをしている感じだ。身内でロンダリングしてどうするんだよって話。
目を光らせているゴミステーションアルバイターがいるから観客はゴミモラルが下がらずにいるのかもしれない。見えないところなら大丈夫だろ、っていう意識がどうしてもあって、それが発生するのがスタッフオンリーの流し台だったんだろう。
 
アラバキが今後もみちのくキャンプで開催できるように次代のために環境に配慮した使い方を徹底してもらいたい。川崎町を怒らせないようにしたい。というより地元民として環境を大事にしてもらいたい。(おしまい)