オールオアナッシング

その人を好きになったら全部その人のことを知りたいようにぼくに考え以外も発信してほしいと思っている人がいるかもしれないポジティブシンキング。

 ぼくという人間がいったいどういった人間であるかとか、そういったパーソナルな部分を知ってしまうとそういった見方しかできなくなるというか、あえて仮面をかぶった状態を前提に話すことに意味や解放感があるんだと思う。

ぼくが東大出身だったり帰国子女だったりしたらそういう人の価値観という大まかな括りでしかぼくを見れなくなる色眼鏡がスチャッと掛かってしまうわけですよ。

学歴とか肩書きとか年齢とか性別とかそういう文章の背景にある文章の軽重を決めてしまうようなものは全部取っ払っていきたい。

それを踏まえたうえでぼくの文章を好きになってくれる人がいたら、きっとぼくはその人たちに向かってなら思考回路以外の話をしてもいい気がするし、たぶんその人たちもよりパーソナルな部分というよりかは生活感が感じられる文章だって求めてくれるはずだ。ぼくが何を食べたかとかはどうでもいいとしても、何か使っていて生活が便利になったものとか、読書をして価値観が少し変わったとか、そういうぼくに向かってプラスになったものは発信していってもいいと思うのです。このブログはそういったレビューブログと同化してしまうのがどうも怖くてレビューっぽい記事を書いてみたりしてもすぐトンズラこいたりしてしまって結果的に最初よりまとまりがない感じになってしまっている現状がある。ただ、ぼくを受け入れてくれる人=ぼくをすいてくれる人たちはぼくのことをもっと知りたいな、とか他の話も聞いてくれる人たちだとおもう。

ぼくはそういうポジティブシンキングをすることでどうにかこのブログをひっちゃかめっちゃか掻き回したい。そうしよう。と心の靄が晴れた一日だったのです。(おしまい)